[The Daily Star]暫定政府は、歳入の徴収を改善し、国の経済を安定させるために、一部の一般消費財に対する付加価値税を引き上げざるを得なくなった。
首席顧問の報道官シャフィクル・アラム氏が昨日、外交アカデミーでの記者会見でこの声明を発表した。
同氏は、前政権による資本逃避と不安定な開発支出により経済が脆弱な状態に陥っていると述べた。
「我々はマクロ経済の安定を必要としており、良好な税収対GDP比率はその指標となる。しかし、我が国の税収対GDP比率は世界でも最低水準にある。過去5カ月間、我々は歳入の大幅な不足に見舞われてきた。」
「我々は[過去5か月間で]1,690億タカの歳入目標を掲げていたが、実際に集まったのは1,260億タカ程度で、420億タカの不足となった。」
「この状況では、債務返済の支払いができなくなる可能性がある」
そのため、政府は一部製品の付加価値税を引き上げることを決定したとシャフィクル氏は付け加えた。
記者らがインフレを加速させるかと質問すると、同氏はタカの価値が下がらないようにするためには税収を増やす必要があると答えた。
また、税収は国民の福祉のために使われるとも述べた。
「生活水準に影響がないと言っているのではない。影響は最小限であると言っているだけだ」と報道官は述べた。
同氏は、VATにはさまざまな税率があり、政府は税金の漏れを減らすために、それらを15%の簡素化された税率に引き下げようとしていると述べた。
報道官は、暫定政権は政権打倒時に広まった公金の不正使用を相殺するため、公共支出の削減にも努めていると述べた。
同氏は、政府は資本逃避で失われた富を取り戻すために他国と協議しているが、これは時間のかかるプロセスだと述べた。同氏はこれを政府の最優先事項と呼んだ。
政府がなぜ国際通貨基金(IMF)の増税圧力に屈しているのかとの質問に対し、報道官はIMF融資を受けることで他の開発パートナーからの融資への道が開かれると述べた。
記者会見には、シャフィクル氏のほか、首席顧問の副報道官であるアプルバ・ジャハンギル氏とアブル・カラム・アザド・マジュムダー氏、および報道官補佐のシュチスミタ・ティティ氏が同席した。
Bangladesh News/The Daily Star 20250113
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/governance/news/vat-hike-improve-tax-gdp-ratio-3797806
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