[Financial Express]モスクワ、1月13日(ロイター):市場筋とLSEGのデータによると、欧州連合(EU)がロシア産精製品の輸入を禁止する中、昨年もトルコとブラジルがロシアの海上ディーゼル油と軽油の主な輸入国だった。
2023年2月にEUの全面禁輸措置が発効する前は、ヨーロッパがロシアの最大の買い手だった。
LSEGのデータによると、昨年ロシアの港からトルコへのディーゼルとガソリンの輸出供給は2023年から4分の1増加し、1680万トンとなった。
海運データによると、ロシアからブラジルへのディーゼル燃料輸出は2024年に前年比15%増の740万トンに達する見込みだ。
ロシアの港からアフリカ諸国へのディーゼルと軽油の輸出量は昨年960万トンを超えたが、2023年に比べると6%減少した。
LSEGのデータによれば、エジプト、リビア、チュニジア、ガーナ、セネガルが主要輸入国に入っている。
トレーダーや船舶データによると、2024年12月、ロシアのディーゼル油と軽油の輸出量は、燃料生産の増加と国内市場での季節的な需要低迷により、前月比約18%増の340万トンとなった。
トルコとブラジルは引き続き主要輸入国であり、それぞれ120万トン(11月比10%減)、53万トン(11月比32%増)となっている。
一方、トレーダーらは、イタリアのオーガスタ港とギリシャの島々付近で船舶間(STS)積み替えにより輸送されるディーゼル油の量が増加していると報告している。
トレーダーらによると、西側諸国によるタンカー船団への最近の制裁以来、STS積載の魅力も高まっているという。
Bangladesh News/Financial Express 20250114
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/turkey-and-brazil-top-buyers-of-russian-diesel-lseg-data-shows-1736778431/?date=14-01-2025
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