ペゼシュキアン氏、トランプ氏に「戦争」のリスクを冒さないよう警告

[Financial Express]ワシントン、1月15日(AFP):イランのマスード・ペゼシュキアン大統領は、イランは「核兵器」を求めていないと述べ、米国の次期大統領ドナルド・トランプ氏に対し、イランとの「戦争」のリスクを冒さないよう警告した。火曜日に放送された米国のテレビインタビューで明らかになった。

「私はトランプ氏が地域と世界の平和に貢献し、逆に流血や戦争を助長しないことを願っている」とペゼシュキアン氏はトランプ氏がホワイトハウスに戻る1週間を切ったNBCニュースのインタビューで語った。

ワシントンは45年近くテヘランと正式な外交関係を維持していない。トランプ大統領は最近の大統領選挙運動中に、米国の同盟国イスラエルがイランの核施設を攻撃する可能性があると脅した。

ペゼシュキアン外相は、米国が支持するイスラエル軍によるイランの核施設への攻撃の可能性について、「我々はいかなる行動にも反応する。我々は戦争を恐れてはいないが、戦争を求めているわけでもない」と述べた。

イランのアバス・アラグチ外相は火曜日、欧州諸国は核計画交渉の再開に真剣であると述べた。

2015年、イランとフランス、英国、ドイツを含む世界大国は、イランの核開発計画の抑制と引き換えにイランに対する国際制裁を緩和する合意に達した。

しかし、米国はトランプ大統領の最初の任期中の2018年に協定から一方的に離脱し、厳しい経済制裁を再び課した。

テヘランはワシントンが撤退するまで合意を遵守していたが、その後約束を撤回し始めた。

「我々は核兵器や核兵器の開発を目指しているわけではない」とペゼシュキアン氏は語った。

「しかし、彼らは我々が爆弾の製造を企てていると非難している。」


Bangladesh News/Financial Express 20250116
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/pezeshkian-warns-trump-against-risking-war-1736953930/?date=16-01-2025