[Financial Express]ロイター通信によると、1月15日までの1週間、米国の国債利回りが上昇し、堅調な雇用統計を受けて連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ期待が低下したため、世界の株式ファンドの需要は急減した。
LSEGリッパーのデータによると、世界の株式ファンドは今週、わずか3,779万ドル相当の純購入を記録し、2024年12月18日以来の最低の週間購入となった。
先週、労働省のデータで米国の雇用の伸びが12月に加速し、失業率が11月の4.2%から4.1%に低下したことが示されたことから、投資家はFRBが利下げを終えた可能性について検討した。
報告を受けて、指標となる10年国債の利回りは4.805%に上昇し、2023年11月以来の高水準となった。
しかし、水曜日に発表された12月の米コアインフレ率は予想を下回り、さらなる利下げへの期待が再燃した。
1月15日までの週に、投資家は米国株式ファンドから純額82億3000万ドルを引き揚げた。これは2024年12月18日以来最大の流出額である一方、アジアと欧州のファンドにはそれぞれ50億7000万ドルと16億2000万ドルを投資した。
セクター別株式ファンドには、金融セクターへの10億8,000万ドルの投資により、4億4,700万ドルの資金流入があった。
一方、世界の債券ファンドは88億8000万ドルを集めたが、前週の196億7000万ドルから大幅に減少した。
短期グローバル債券ファンドには50億2000万ドル、ローン参加ファンドには13億9000万ドルの資金流入があったが、国債ファンドには1億3700万ドルの資金流入にとどまり、3週間で最低となった。
マネー・マーケット・ファンドは941億3000万ドルの純売却となり、前週の1586億8000万ドルの購入から反転した。
貴金属ファンドは3億2,755万ドルの購入で2週間の売り続きを終えたが、エネルギーファンドは6週連続で流出し、5,400万ドルの損失となった。
新興市場29,634ファンドのデータによると、株式ファンドの投資撤退額は40億6,000万ドルで、過去7週間で最大の週次流出となった。一方、債券ファンドは7億9,800万ドルの純購入額を獲得した。
Bangladesh News/Financial Express 20250118
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/global-equity-funds-see-sharp-drop-in-demand-1737130928/?date=18-01-2025
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