[The Daily Star]ハビガンジのショサンガット地区に9千万タカをかけて建設された市営給水センターは未だ機能しておらず、地元住民は約束された恩恵を受けられずにいる。
このセンターは2023年11月11日に開設される予定だが、まだ運用が開始されておらず、明確なスケジュールは見えていない。
水から鉄分を除去するために設計されたこの施設は、必須の作業の完了が遅れているために停滞している。公衆衛生工学局(DPHE)は、市当局が現場作業中に数本のパイプを損傷し、作業の進捗がさらに遅れていると述べた。
このプロジェクトは、ハビガンジ市の人口の70%に鉄分を含まない水を供給することを目的としたものだが、予定していたサービスを開始できなかった。
インフラはメンテナンス不足によりすでに劣化が進んでいる。設備の盗難や建設品質の低さに対する批判もプロジェクトの苦境に拍車をかけている。
ショサンガットの住民であるムハンマド・サジェドゥルさんは、「プロジェクトは開始されたが、まだ使われていない。設備はすでに壊れ始めている」と語った。
もう一人の住民、ミフタウル・イスラムさんは「このプロジェクトは大々的に宣伝されて始まったが、計画が不十分だったのは明らかだ。自治体の住民はまだその恩恵を受けていない」と語った。
このプロジェクトは2015年6月に始まり、2023年6月30日までに完了する予定で、1時間あたり350立方フィートの水を浄化するように設計されていた。市当局がDPHEに何度も連絡したにもかかわらず、問題は未解決のままである。
ハビガンジ市の技術者アブドゥル・クドゥス・シャミム氏は、「上層部に報告したが、有効な対応はなかった。いくつかの作業が未完了のままであり、プロジェクトはまだ機能していない」と語った。
ハビガンジDPHEのエグゼクティブエンジニア、タミナ・タンビン氏は「パイプが損傷しているため、まだ作業は始まっていない」と語った。
Bangladesh News/The Daily Star 20250119
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/tk-9cr-water-supply-centre-left-unused-3802666
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