政府は閉鎖されたジュート工場を肥料貯蔵庫に転用

[The Daily Star]バングラデシュ農業省の高官によると、放棄され閉鎖された国営のジュート工場が肥料貯蔵施設に転用される予定だという。

農業省のモハメド・エムダド・ウラー・ミアン長官は、この取り組みは地元市場における主要な農業資材の潜在的な不足の解消に役立つだろうと述べた。

「国内の肥料危機は解消されるだろう。長期計画の一環として、国の肥料貯蔵能力を増強する措置が講じられている」と彼は語った。

ミアン氏は、この措置により、国内の輸入業者が複数回注文する必要性が減り、バングラデシュは年間1,500億~2,000億タカの節約が見込まれると語った。現在、肥料輸入業者は、同国の既存の貯蔵能力を考慮して、購入を削減しなければならない。

そのため、毎年、農業資材を何度も注文する必要があり、物流に関連する費用が増加し、為替レートの変動に左右されることになります。

同氏は昨日、ダッカのバングラデシュ報道研究所で行われた農業ジャーナリスト向け研修プログラムの閉会式でこれらの発言をした。さらにミアン氏は、同国の肥料貯蔵能力を高めるため、新たな倉庫を建設する別のプロジェクトも進行中であると述べた。

「しかし、今後、こうした農業プロジェクトの総予算を1タカでも増やすことは望んでいない」と彼は付け加えた。

ミアン氏はまた、こうしたプロジェクトへの資金提供については、不必要な取り組みを中止し、不可欠な取り組みにより多くの資金を割り当てることでバランスが取れるだろうと述べた。

さらに、農務長官は、農作物生産のための新しい種子の開発にのみ焦点を当てるのではなく、すでに使用されている種子の供給を増やす努力をすべきだと述べた。


Bangladesh News/The Daily Star 20250121
https://www.thedailystar.net/business/news/govt-turn-closed-jute-mills-fertiliser-storages-3804401