[The Daily Star]バングラデシュ駐在米国大使館の新臨時代理大使、トレイシー・アン・ジェイコブソン氏は昨日、開発やテロ対策を含むさまざまな問題に関してバングラデシュ暫定政府に対する米国の支持を改めて表明した。
「我々は国民として、さまざまな問題で貴国政府を支援する用意がある」とジェイコブソン氏は国営迎賓館ジャムナでの会合で首席顧問のムハマド・ユヌス教授に語った。
主任顧問は、バングラデシュで進行中の改革の取り組み、7月の布告に関する政治的コンセンサスを構築するための政府の取り組み、および次回の総選挙の計画について語った。
7月の宣言に関して、首席顧問は、2月初めまでに政党が合意に達することを期待していると述べた。
「これまでのところ、反対意見は聞いていない」と同氏は述べ、合意形成に向けた政治的取り組みは「厳しい」と呼び、提案された宣言のテーマは「団結」であると指摘した。
同氏は、政府はあくまでも仲介役として行動するだけだと述べた。「私の仕事は合意形成だ。私はいかなる考えも押し付けようとはしていない」と同氏は語った。
各政党が改革案に同意すれば、政府は署名を求め、7月憲章を作成する。
「内容に多くの項目が含まれるか、少数の項目が含まれるかは分からない」と同氏は米国外交官に語った。「意見が多様であることを考えると、難しい仕事だ。しかし、プロセスは始まった。署名されれば、我が国の政治は7月の憲章に基づくものになるだろう」
ジェイコブソン氏は、一部のジャーナリストの逮捕や宗教的少数派に対する暴力の報道について懸念を表明した。これに対し、ユヌス氏は、政府はすべての人々に正義を保証することに尽力していると述べた。
1時間にわたる会談の中で、首席顧問と米国臨時代理大使はダッカと近隣諸国との関係、ロヒンギャ危機の解決に向けた進展、ミャンマーの治安状況についても話し合った。
Bangladesh News/The Daily Star 20250121
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/us-renews-pledge-support-govt-3803981
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