[The Daily Star]ドイツのオラフ・ショルツ首相は昨日、ダボスで行われた世界経済フォーラム(WEF)の傍らで首席顧問のムハマド・ユヌス教授と会談し、バングラデシュの民主化移行に対するベルリンの全面的な支援を約束した。
「私たちがあなた方をサポートするので、安心してください」とショルツ氏は保証した。
夕方にダボスに到着したユヌス教授は、ショルツ氏に暫定政府の改革計画について説明し、双方の関心事項について話し合った。
また、首相に対し、ドイツ企業にバングラデシュへの投資を奨励するよう促し、ダッカでの機会を模索する代表団を招き、「私たちはあなたの工場になれる」と述べた。
ユヌス氏はミャンマーのラカイン州に国連監視下でロヒンギャ族のための安全地帯を設置するためドイツの支援を求めたと、中央アフリカ共和国のアブル・カラム・アザド・マジュムダー報道官代理は述べた。
両首脳はまた、7月の蜂起をめぐる状況、地域協力、南アジアの再生可能エネルギーへの移行を支えるネパールの水力発電の可能性など、幅広い話題についても議論した。
ユヌス氏はまた、バングラデシュのSAARCへの関与と地域プラットフォームの復活に向けた努力を再確認した。
政府の改革の取り組みについて、ユヌス氏は、自身の指揮下にある委員会が6つの改革委員会が提案した主要な勧告について政党間の合意形成に取り組んでいると説明した。
合意が得られれば、各政党は、バングラデシュで長年続いた悪政を終わらせた学生主導の7月蜂起の民主主義精神に触発された「7月憲章」に署名することになる。
その後、ユヌス氏は東ティモールのジョゼ・ラモス・ホルタ大統領と会談し、相互の利益について話し合った。
一方、ミュンヘン安全保障会議議長のクリストフ・ホイスゲン大使は、ユヌス氏を2月の会議に出席するよう招待した。
ホイスゲン氏は、ダボスで開催された世界経済フォーラムの傍らでユヌス氏と会談した際にこの招待を表明した。会談には、首席顧問特使のルトフェイ・シディキ氏とSDGコーディネーターのラミヤ・モルシェド氏が同席した。
これに先立ち、ユヌス氏は午後12時半頃にチューリッヒ国際空港に到着し、バングラデシュのジュネーブ国連常駐代表であるタレク・アリフル・イスラム大使の出迎えを受けた。
Bangladesh News/The Daily Star 20250122
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/diplomacy/news/rest-assured-our-support-3805266
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