[Financial Express]ロイター通信は、安全資産とされる金の価格が水曜日、トランプ米大統領の政策をめぐる不透明感とドル安に押され、約3カ月ぶりの高値に上昇したと報じた。
金現物は1200GMT時点で0.4%上昇し、1オンス当たり2,755.19ドル。価格はセッション序盤に12週間ぶりの高値を付け、10月に記録した過去最高値2,790.15ドルに迫っている。
米国の金先物は0.3%上昇し、2,766.80ドルとなった。
銀現物は0.1%下落して30.8201ドルとなり、1月16日に記録した1カ月ぶりの高値付近で推移した。
ドル指数は取引開始早々、3週間ぶりの安値に下落した。ドル安により、他の通貨を保有する人々にとって金はより魅力的なものとなる。
サクソ銀行の商品戦略責任者、オーレ・ハンセン氏は「関税を含むトランプ大統領の発表によって不確実性が高まったことで、金と銀の価格はともに恩恵を受けている。投資家は関税のインフレへの影響や金融政策への影響も評価している」と述べた。
「今後数日から数週間、貴金属市場はワシントンからのニュースの盛衰に左右されることになるだろう。」
トランプ大統領は欧州連合(EU)に関税を課すと明言し、フェンタニルが中国からメキシコとカナダを経由して米国に密輸されているため、政権は中国からの輸入品に10%の関税を課すことを検討していると述べた。
Bangladesh News/Financial Express 20250123
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/gold-near-3-month-high-on-softer-dollar-trump-policy-uncertainty-1737564528/?date=23-01-2025
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