投資家がトランプの政策を注視する中、原油価格は安定

投資家がトランプの政策を注視する中、原油価格は安定
[Financial Express]ロイター通信によると、原油価格は水曜日も安定しており、トレーダーらはドナルド・トランプ大統領の関税提案と、就任初日に宣言した国家エネルギー非常事態の潜在的影響を注視している。

ブレント原油先物は、12時46分時点で4セント(0.05%)上昇し、1バレル79.33ドルとなった。米ウエスト・テキサス・インターミディエート原油先物は2セント(0.03%)下落し、75.81ドルとなった。

「エネルギー生産と貿易協定に関する詳細が明らかになるにつれ、トレーダーは経済成長、エネルギー安全保障、政策リスクのバランスを評価するだろう」とペッパーストーンの調査ストラテジスト、ディリン・ウー氏は述べた。

トランプ大統領は火曜日遅く、政権が2月1日に中国からの輸入品に10%の関税を課すことを検討していると述べた。同日、トランプ大統領はメキシコとカナダには約25%の関税が課される可能性があると発言していた。

同氏はまた、欧州からの輸入品に関税を課すと明言したが、詳細は明らかにしなかった。

INGのアナリストらは「石油市場の注目は、米国の対ロシア制裁からトランプ大統領の潜在的な貿易政策へと徐々に移りつつある」と述べ、関税の脅威が高まることでエネルギー業界は圧力にさらされていると付け加えた。

米大統領は、同国への最大の原油供給国の一つであるベネズエラからの原油購入を「おそらく」停止するだろうと発言していた。

トランプ大統領は、許可を迅速化するために国家エネルギー緊急事態を宣言すること、環境保護を撤回すること、そして米国のパリ気候協定からの離脱を含む、国内の石油とガスの生産を最大化するための包括的な計画を発表した。


Bangladesh News/Financial Express 20250123
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/oil-prices-steady-as-investors-watch-trump-policies-1737564379/?date=23-01-2025