汚職反対デモが拡大する中、セルビア首相が辞任

[Financial Express]ベオグラード、1月28日(AP通信):セルビアのポピュリスト首相ミロス・ヴチェビッチ氏は、コンクリート製の天蓋が崩落して死傷者を出した事件をめぐる数週間にわたる大規模な反汚職抗議運動を受けて、政治的緊張を緩和するため火曜日に辞任した。

11月に北部の都市ノビサドで15人が死亡した天蓋崩落は、独裁政治を強めるセルビアのポピュリスト、アレクサンダル・ブチッチ大統領に対する広範な不満を反映した一大事件となっている。ブチッチ大統領は、問題を抱えるバルカン半島の国セルビアの欧州連合加盟を正式に求めているにもかかわらず、セルビアの民主的自由を制限しているとの非難に直面している。

ブーチェビッチ氏は辞任を発表する記者会見で「皆に感情を静めて対話に戻るよう訴えたい」と述べた。

ヴチェビッチ氏は、ノヴィサドのミラン・ジュリッチ市長も火曜日に辞任すると述べた。

ヴチェヴィッチ氏の辞任は早期の議会選挙につながる可能性がある。


Bangladesh News/Financial Express 20250129
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/serbias-pm-resigns-as-anti-graft-protests-grow-1738086656/?date=29-01-2025