シリアの村で武装集団が「虐殺」、10人死亡

[Financial Express]ベイルート、2月1日(AFP):シリアの武装勢力が、追放されたバッシャール・アサド大統領の率いるアラウィ派少数派の村で「虐殺」を起こし、10人を射殺したと戦争監視団が土曜日に発表した。

シリア人権監視団は、金曜日の攻撃で「アラウィー派の住民が住むハマ北部の田舎のアルザ村の住民10人」が死亡したと発表した。

シリア国内に広範な情報源を持つ英国拠点の監視団体は、武装集団が「村の民家のドアをノックし、サイレンサー付きの拳銃で住民を銃撃」した後逃走したと伝えた。

監視団長ラミ・アブデル・ラーマン氏は、犠牲者の中に子供と高齢女性が含まれていると述べた。

同氏は「武装した男たちはスンニ派イスラム教徒であり、今回の攻撃は宗派間の殺人行為の特徴をすべて備えている」と述べた。

シリアの新聞アル・ワタンはハマの治安筋を引用し、治安部隊が殺人事件の犯人を追うために「アルザ地区を包囲している」と伝えた。

攻撃で死亡した人々の中に「元将校や兵士」も含まれているという。

12月初旬にアサド政権を倒したシリアの新政権からの保証にもかかわらず、イスラム教シーア派の一派であるアラウィー派の人々は、少数派がアサド一族とつながりがあることから報復を恐れている。

新政権は金曜日、2011年のシリア蜂起の発端となったダルアーでの弾圧を画策したとしてアサド大統領のいとこアティフ・ナジブ氏の逮捕を発表した。

全国的な蜂起はアサド大統領によって残酷に鎮圧され、50万人以上が死亡した内戦へと発展した。


Bangladesh News/Financial Express 20250202
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/gunmen-kill-10-in-syria-village-massacre-1738423146/?date=02-02-2025