[The Daily Star]ラマダン前の輸入増加と既製服の輸出注文の漸進的な増加により、1月のチッタゴン港を通じたコンテナ貨物の輸出入は大幅に増加した。
外国の船会社によると、この港を通した輸出用コンテナの輸送量は1月に前年比18.23%増の75,234TEU(20フィートコンテナ換算)に達した。この港はバングラデシュとの間で輸送されるコンテナ貨物の約98%を取り扱っている。
1月の数字は昨年12月の74,495TEUよりわずかに高かった。
一方、1月に同港で荷降ろしされた輸入コンテナの数は124,039TEUと7か月ぶりの高水準に達し、前年比10.66%増、2024年12月比3.74%増となった。
この港を経由したコンテナ輸入全体の約75%は、輸出向けの既製服部門向けの原材料で構成されていた。
フィーダー船運航会社GBXロジスティクスの業務責任者ムンタシル・ルバヤット氏は、1月の輸入量が増加したのは、今後の注文に備えて衣料品の原材料輸入が季節的に急増したことと、特にひよこ豆や生活必需品といったラマダン関連の貨物の増加によるものだと述べた。
「昨年初めの数ヶ月、一部の銀行が信用状の発行を停止し、輸入業者が取引を行えなくなったため、我が国の輸入は比較的低調だった」と、バングラデシュ船舶代理店協会の代表も務めるルバヤット氏は語った。
輸出促進局によると、国内外の厳しい状況にもかかわらず、バングラデシュの衣料品輸出は2024年に前年比7.23%増の384億8000万ドルに達する見込みだ。
業界専門家によると、同国からの衣料品出荷は9月に回復し始め、その傾向は1月まで続いたという。
バングラデシュの大手デニム輸出業者の一つ、パシフィック・ジーンズのマネージング・ディレクター、サイード・M・タンビル氏は、ここ数ヶ月、衣料品部門の輸出注文が増加していると語った。
タンビル氏は、米国の関税引き上げにより中国からの注文が移行する可能性もあり、衣料品部門は今年も回復を続けるだろうと楽観的な見方を示した。
同氏はさらに、RMG部門におけるバングラデシュの実績ある能力は、輸出注文に変化があれば優先的な選択肢となるだろうと付け加えた。
Bangladesh News/The Daily Star 20250204
https://www.thedailystar.net/business/news/containerised-cargo-transport-through-ctg-port-jumped-january-3815206
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