コカインは「ウイスキーより悪くない」

コカインは「ウイスキーより悪くない」
[Financial Express]ボゴタ、2月6日(AFP):コロンビアのグスタボ・ペトロ大統領は政府会議の生中継で、コカインは「ウイスキーより悪くはない」とし、ラテンアメリカ産だから違法なだけだと述べた。

コロンビアは世界最大のコカイン生産国であり、主に米国とヨーロッパへの輸出国でもあり、何十年にもわたって麻薬密売と戦ってきた。

史上初めて生放送された6時間にわたる閣僚会議で、左派の大統領は「コカインが違法なのは、それがラテンアメリカで生産されているからであり、ウイスキーよりも悪いからではない」と述べた。

「科学者らはこれを分析した。コカインはウイスキーより悪くない」と同氏は付け加え、もし世界中でコカインが合法化されれば、世界のコカイン産業は「簡単に解体」できると示唆した。

「平和を望むなら、麻薬密売ビジネスを解体しなければならない」と彼は語った。「世界でコカインが合法化されれば、麻薬密売ビジネスは簡単に解体できるだろう。コカインはワインのように売れるだろう。」

ペトロ氏はまた、公式データによると米国で年間約7万5000人の死因となっているオピオイドであるフェンタニルについて、「フェンタニルは米国人を殺しているが、コロンビアでは製造されていない」と指摘した。

「フェンタニルは北米の多国籍企業によって医薬品として開発され」、それを摂取した人々は「中毒になった」と彼は付け加えた。


Bangladesh News/Financial Express 20250207
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/cocaine-no-worse-than-whisky-1738866195/?date=07-02-2025