詐欺師を取り締まることを誓う

詐欺師を取り締まることを誓う
[Financial Express]バンコク、2月6日(AP通信):中国の習近平国家主席と訪問中のタイのパトンターン・シナワット首相は、木曜日に北京で会談し、東南アジアを悩ませている詐欺ネットワークを取り締まることを誓った。

中国の南に位置し、タイと国境を接するミャンマー、カンボジア、ラオスは、オンライン詐欺の主要な中心地となっている。そこでは、高給の仕事の虚偽の広告に誘い込まれた人々が、世界中の人々を狙ってオンライン詐欺を働く犯罪グループによって秘密の施設に人身売買され、そこで強制的に働かされている。

このことはタイの評判に影響を与えており、バンコクで働くよう誘われた中国人がミャンマーの詐欺組織に人身売買されるという注目を集めた複数の事件が表面化し、中国人俳優の王星が最新の被害者となっている。

タイと中国の当局は、中国の公安部副部長である劉忠義氏が国境地域を訪問したと報じられるなど、詐欺問題に対処するために公的な措置を講じている。

国営中央テレビ(CCTV)によると、習主席は「中国はタイのオンラインギャンブル詐欺対策の強力な措置を評価する。双方は法執行、安全保障、司法協力を引き続き強化すべきだ」と述べた。

パトンターン大臣もこれに同調し、「タイは中国や他の近隣諸国との法執行協力を強化し、オンラインギャンブルや詐欺などの国境を越えた犯罪と戦うために断固とした効果的な措置を講じる用意がある」と述べた。

彼女の訪問に先立ち、タイは詐欺施設の活動を阻止するため、国境付近のミャンマーの一部地域の電力を遮断した。詐欺施設には独自の発電機が設置されていることが多いため、その効果は不明だ。

今回の中国訪問はパトンターン首相の首相としての初の訪問であり、両国が外交関係樹立50周年を祝う中で行われた。

その他の二国間問題について、習主席は中国は両国間の新たな鉄道プロジェクトに取り組む用意があると述べた。火曜日、タイはバンコクとラオス・中国高速鉄道を結ぶ100億ドル規模の鉄道プロジェクトを承認した。


Bangladesh News/Financial Express 20250207
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/vow-to-crack-down-on-scammers-1738866161/?date=07-02-2025