ACC、ハシナ首相の不正行為を調査へ

[The Daily Star]汚職防止委員会は、国費から数十億タカを海外渡航に浪費し、偽の博士号を取得したとの疑惑について、解任されたシェイク・ハシナ首相に対する捜査を開始した。

ACCのモハメド・アクタル・ホサイン事務局長は昨日、ACC本部で開かれた記者会見でこの展開を明らかにした。同氏は、ACCの諜報調査で最初の証拠が発見されたため、調査を進めるという正式な決定が下されたと述べた。

ACCによれば、ハシナ首相は大勢の随行員を伴い、ビーマン首相の海外旅行の際には政府の費用で航空機をチャーターしていたという。

彼女はビーマン航空のボーイング777と787型機を使ってさまざまな国を旅した。2019年から2024年半ばまでの間だけで、この国営航空会社はハシナ首相のために48便のVVIP便を運航し、総額25億タカを費やした。

ハシナ首相はこれらの海外旅行に国家基金から20億タカを費やしたと伝えられている。

ビーマン航空の情報筋によると、2021年9月18日、彼女のVVIP向けニューヨーク行きビーマン航空便には直行便ではなくフィンランドでの2日間の乗り継ぎが含まれていたため、7億タカの追加費用が発生したという。

注目すべきは、2023年時点で政府はビーマンに対して約500億タカの負債を抱えているということだ。

さらに、ハシナ首相は学術基準を回避するために国費を使ってロビイストを雇い、さまざまな外国の大学から偽の博士号を取得したとされている。

これらの学位の中には、トリプラ大学、ブリュッセル・カトリック大学、ヴィシュヴァ・バーラティ大学などの大学の学位も含まれ、過剰な支出や国益に反する取引によって取得されたものもあると報じられている。


Bangladesh News/The Daily Star 20250207
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/acc-probe-hasina-over-irregularities-3818061