[The Daily Star]諮問委員会は昨日、首席顧問のムハマド・ユヌス教授が、シェイク・ハシナ政権下で強制失踪の犠牲者が非人道的な環境で拘留されていた、通称アイナガルと呼ばれる秘密拘留センターを近日中に訪問することを決定した。
「国内外のメディアが同行する」と首席顧問室での諮問委員会の会合後に首席顧問の報道部門が発表した声明は述べた。
これに先立ち、1月19日、首席顧問の報道部門は声明で、ユヌス教授が間もなく秘密拘留施設を訪問する予定であると述べた。
「あなた方(強制失踪に関する調査委員会)の調査で明らかになった事件は恐ろしいものだ。私は近々アイナガルを訪問する予定だ」とユヌス教授は委員会メンバーに語ったと声明は伝えている。
その後、この訪問は2月3日に予定された。
しかし、1月29日に首席顧問の首席秘書官に送った書簡の中で、委員会は、強制失踪の被害者の参加が認められなければ訪問に参加することは「不可能」であると表明した。
委員会は、犠牲者の一部を、ラブ本部内にある尋問複合施設タスクフォースやラブ2の犯罪予防中隊3部隊など、秘密刑務所のいくつかに移送しようとしたと、委員会のアシクル・ハビール事務局長が署名した書簡で述べられている。
「したがって、私たちは被害者と連絡を取り、問題の敏感さを考慮して準備を整えた」と書簡は述べ、彼らの出席が極めて重要であることで原則的に合意されたと付け加えた。
これまでの訪問では、委員会はこれらの秘密の監獄の写真を撮ることを許可されていなかったため、身元確認のために被害者が視察に立ち会うことが極めて重要であると委員会は述べた。
身元確認がなければ、被害者に正義をもたらすことは不可能だと付け加えた。
このような状況下では、委員会は「拘留センター(いわゆるアイナガル)を訪問することはできない」とし、被害者の一部がそこにいなければ訪問は実りのないものとなろうと述べた。
「委員会は被害者の入国が認められた場合のみ参加を保証する」と書簡は結論づけている。
ユヌス教授の今後の訪問に関する諮問委員会の決定は、この書簡の1週間後に下された。しかし、強制失踪の被害者の入国が認められるかどうかは不明だ。
委員会メンバーからのコメントはすぐには得られなかった。
Bangladesh News/The Daily Star 20250207
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/prof-yunus-visit-aynaghars-the-soonest-3817891
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