世界銀行副社長、税制政策を国家税収から分離するよう求める

世界銀行副社長、税制政策を国家税収から分離するよう求める
[The Daily Star]世界銀行南アジア担当副総裁マーティン・ライザー氏は昨日、バングラデシュの税収対GDP比を改善するために、税制政策を国税庁(NBR)から分離する必要性を強調した。

「我々はこの問題について議論したが、財務顧問から、すでに閣議決定がなされたと知らされた」とライザー氏はダッカで財務顧問のサレフディン・アハメド氏と会談後、記者団に対し語った。

「今、問題は政府がそれをどう実行するかだ」と彼は付け加えた。

ライザー氏は迅速な行動の重要性を強調し、必要な手続きを完了した後、今後数週間または数ヶ月以内に進展が見られることを期待していると述べた。

「新たな税制優遇措置や措置は、立法を通じて承認され、予算に盛り込まれなければならない。それがわれわれが議論したことだ」と彼は語った。

同氏は、政府のNBR改革諮問委員会が同じ提案をした際にこの問題を提起した。それ以前には、国際通貨基金もこの問題を強調していた。

さらにライザー氏によると、両者はガバナンスと透明性、調達法、情報へのアクセス、バングラデシュ統計局の独立性の改善を目的とした改革についても議論した。

最近のマクロ経済の課題については、「もちろん、多くの課題はあるが、バングラデシュは依然として大きな可能性を秘めた国であり、我々はそれを実現する手助けをするためにここにいる」と述べた。

ブリーフィングの中で、サレフディン・アハメド財務顧問は、現在の国際収支状況は非常に安定していると述べた。

同氏は「われわれは外国からの融資を切実に必要としているわけではないし、複雑な状況下で交渉する意思もない」と付け加えた。

ライザー氏は昨日、4日間の訪問のためダッカに到着した。この国際金融機関は、訪問の目的はバングラデシュとの長年にわたるパートナーシップを強化することだと述べた。


Bangladesh News/The Daily Star 20250210
https://www.thedailystar.net/business/news/world-bank-vp-calls-separating-tax-policy-nbr-3820361