トゥーヒド氏、オマーンでジャイシャンカル氏と会談か

トゥーヒド氏、オマーンでジャイシャンカル氏と会談か
[The Daily Star]バングラデシュのトーヒド・ホセイン外務顧問とインドのS・ジャイシャンカール外務大臣は、2月16日〜17日に予定されているインド洋会議に合わせてオマーンで会談する可能性がある。

両国間の外相級会談は今回が2回目となる。最初の会談は昨年9月、国連総会の合間にニューヨークで開催された。

ニューデリーに拠点を置くシンクタンク、インド財団は、地域情勢をめぐる地域諸国の旗艦協議フォーラムとして浮上したインド洋会議を主催している。

外交筋によると、オマーンでのトゥーヒド外相とジャイシャンカル外相の会談は、解任されたシェイク・ハシナ首相が8月5日の大規模暴動でインドへ逃亡して以来緊張が続いているインドとバングラデシュの関係を緩和するのに役立つ可能性があるという。

「会談は関係を緩和する機会となるだろう」とダッカの外交筋は昨夜デイリー・スター紙に語った。

バングラデシュの政変後、インドは少数派、特にヒンズー教徒に対する弾圧について何度も不満を表明した。バングラデシュは繰り返し、その非難は誇張されており、攻撃の大部分は宗教的なものではなく政治的な性質のものだと述べている。

ダッカは、インドのメディアがバングラデシュについて誤った情報を流していると不満を述べ、ソーシャルメディアを通じてハシナ首相の発言に抗議し、その発言がバングラデシュの不安定化を煽っていると述べた。

また、インドがバングラデシュとインドの国境沿いの数か所で国際国境から150ヤード以内に国境フェンスを設置したことをめぐって緊張が高まった。

ダンモンディ32番地のバンガバンドゥ記念博物館が取り壊された後、バングラデシュ外務省はダッカ駐在のインド副高等弁務官パワン・バデ氏を召喚し、ハシナ首相の発言に対して強く抗議した。

2月7日、インド外務省もバングラデシュのヌラル・イスラム副高等弁務官を召喚した。

ダッカは2月9日、ダッカでの事件に対するインドの非難は「不当かつ予想外」だと述べた。

「オマーンでの会談では、両首脳が懸念を共有し、関係正常化を目指す可能性がある」と外務省当局者は述べた。


Bangladesh News/The Daily Star 20250211
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/diplomacy/news/touhid-likely-meet-jaishankar-oman-3821206