[Financial Express]バングラデシュ銀行総裁のアフサン・H・マンスール博士は、外国人が銀行システムへの信頼を取り戻しているため、バングラデシュは今年、合法的なルートを通じた送金の記録を更新する見込みであると述べたとバングラデシュ連合ニュースが報じた。
総裁は、イスラミ銀行バングラデシュPLCの独立取締役が関与した融資不正を主張する最近のメディア報道に対する懸念に言及しながらこの発言をした。
調査の結果、バングラデシュ銀行は同銀行の独立取締役であるアブドゥル・ジャリル氏に対する主張を裏付ける証拠を発見できなかった。
「新聞で記事を掲載することは、誰かの有罪を証明する調査ではない。時には、誤った情報や適切な検証の欠如が誤解を招くような記事につながる」とマンスール博士は水曜日にバングラデシュ連合ニュースに語った。
彼は、銀行部門の改革に反対する既得権益団体がそのようなプロパガンダを広めている可能性があると示唆した。
しかし同氏は、特に送金回収における銀行部門の好調な軌道を強調した。「我々はイスラミ銀行の現役員に信頼を置いている。同銀行は目覚ましい回復を遂げ、預金増加、投資、送金回収などの分野で優れた業績を上げている。」
マンスール博士は、公式ルートを通じた送金流入が今年、過去最高を記録するだろうと楽観的な見方を示した。「外国人居住者は銀行システムに対する信頼を新たにしており、これが記録破りの送金額に反映されるだろう」と同博士は付け加えた。
経営難に陥っている銀行の小口預金者については、総裁はバングラデシュ銀行が預金者の利益を守るための政策に取り組んでいると安心させた。
「指定銀行の顧客預金について心配する必要はない。われわれは長期的な解決策に取り組んでいるが、着実な回復には国民の忍耐が必要だ」と同氏は述べた。
銀行システムへの信頼が高まり、改革が進む中、バングラデシュでは送金に依存する金融セクターから大きな経済的利益が見込まれる。
Bangladesh News/Financial Express 20250213
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/bb-governor-expects-record-remittance-inflow-this-year-1739378702/?date=13-02-2025
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