[The Daily Star]金価格は月曜日、ドル安により上昇した。投資家らは、世界的な貿易摩擦を激化させる可能性のあるドナルド・トランプ米大統領の相互関税計画に関するさらなる詳細を待っている。
金現物は、0536 GMT時点で0.6%上昇し、1オンス当たり2,900.47ドル。米国の金先物は0.4%上昇し、2,912ドル。
トレーダーらが最近の予想を下回る米国経済データを評価する中、ドル指数は2カ月ぶりの安値付近で推移した。
米ドルが弱くなると、他の通貨の保有者にとって金地金がより手頃になります。
OANDAのアジア太平洋地域シニア市場アナリスト、ケルビン・ウォン氏は、ドル安と、トランプ大統領が主要貿易相手国とどのように交渉して関税政策を実施するかという不確実性が金を支えていると述べた。
トランプ大統領は金曜日、自動車への課税は早ければ4月2日にも実施されるだろうと述べ、関税の脅しを改めて表明した。トランプ大統領は先週、商務・経済当局に対し、米国製品に関税を課している国に対する相互関税を検討するよう指示し、4月1日までに勧告を提出するよう求めた。
一方、マルコ・ルビオ米国務長官は日曜日、モスクワの戦争を終わらせるための「真の交渉」にはウクライナと欧州も参加するだろうと述べた。
KCMトレードの主任市場アナリスト、ティム・ウォーター氏は「米国とロシアの当局者らの協議で戦争終結の和平合意の可能性が高まれば、安全資産としての買い需要が弱まり、金価格が勢いを失う可能性がある」と述べた。
「しかし、関税やインフレの話題は依然として投資家にとって懸念材料であり、安全資産への資金流入が減少しても金は上昇する可能性がある」
金は価格上昇や地政学的不確実性に対する伝統的なヘッジ手段とみなされている。
Bangladesh News/The Daily Star 20250218
https://www.thedailystar.net/business/news/gold-gains-softer-dollar-3826826
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