ADB、年間援助パッケージを50%増額へ

[Financial Express]アジア開発銀行(ADB)は、今後10年間で年間援助額を現在の240億ドルから50%増の360億ドルに増額する予定だ。

「ADBは、既存の資本基盤を活用してアジア太平洋地域における開発効果を高めるため、今後10年間で業務規模を50%拡大する計画を承認した」とADBは火曜日のプレスリリースで述べた。

資本活用計画(CUP)は、ADBの年間融資コミットメントを2024年の240億ドルから2034年までに360億ドル以上に増やす道筋を概説しているという。

「このダイナミックな計画は、私たちの地域の変化するニーズに応え、ADBの活動の変革的影響を強化し、人々の生活を向上させ、地球を保護するものです」とADBの浅川雅嗣総裁は述べた。

「CUPは、当社の強化された融資能力を活用することで、地域全体での業務の質と有効性を高めながら、複雑な課題に対処するための戦略的な投資を可能にします。」

ADBは「CUPはADBの継続的な進化における次のステップを表す。これは、ADBの資金調達能力を大幅に向上させた2023年の資本管理改革と、5つの重点分野で野心的な目標を設定した昨年の企業戦略の更新に基づいている」と述べた。

「ADBはまた、最近の増資で譲許的融資を強化し、最も貧しく脆弱な加盟国に対する最大の援助源であるアジア開発基金を増強した」と報告書は述べた。

CUPは、スタッフと技術支援資源の拡大に支えられ、今後2~3年でADBの融資コミットメントが急増し、その後は安定的かつ持続的な成長期が続くと予想しているとも述べた。

非ソブリン業務は加速的に成長し、10年間でコミットメントの20%から27%に増加すると予想されている一方、ソブリン業務はよりバランスのとれた多様なポートフォリオで緩やかなペースで拡大すると同社は付け加えた。

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Bangladesh News/Financial Express 20250219
https://today.thefinancialexpress.com.bd/first-page/adb-to-enhance-annual-aid-package-by-50pc-1739901645/?date=19-02-2025