[The Daily Star]イタリア外務国際協力省のマリア・トリポディ副大臣は本日、進行中の改革イニシアチブの推進に向けたバングラデシュ暫定政府の取り組みに対するイタリア政府の断固たる支持を再確認した。
トリポディ氏は、国営迎賓館ジャムナで首席顧問のムハマド・ユヌス教授と会談し、共通の利益に関する問題について協議した際、同氏への支持を表明した。
「改革が成功することを期待しています。国連総会でジョルジャ・メローニ首相が述べたように、いつでも私たちを頼りにすることができます」と彼女は首席顧問に語った。
「イタリアとバングラデシュは非常に近い関係にあります。多くのバングラデシュ国民がイタリアに住んでいます。彼らは我が国で重要な役割を果たしています」と彼女は述べ、バングラデシュに対し、イタリアと協力して不法移民を阻止するよう求めた。
首席顧問はまた、合法的な移民の拡大の必要性を優先し、バングラデシュは人身売買を阻止し、正規のルートでより多くの熟練した人材を海外に送る取り組みを強化するために懸命に取り組んでいると述べた。
ユヌス氏は、7月の学生主導の大規模蜂起で長年の悪政が終結し、暫定政府がバングラデシュを政治的、経済的安定へと導こうとしていた歴史的な時期にトリポディ氏が訪問したことを称賛した。
同氏は「経済の活性化や政治システムへの信頼回復など、我々が直面している課題に取り組むための努力が進行中だ」と述べた。
イタリアの副大臣は、バングラデシュはイタリア政府から「全面的な支援」を受けるだろうと応じた。
トリポディ氏はまた、イタリアはバングラデシュ人とロヒンギャ族に対する開発支援を停止するつもりはないとも述べた。
彼女は、多くのイタリア企業がバングラデシュへの投資に関心を持っており、協力の可能性のある分野として繊維、エネルギー、防衛分野を強調した。
ユヌス氏はイタリアに対し、工場をバングラデシュに移転し、両国間の交流プログラムに若者を参加させるよう促した。
トリポディ氏の訪問は、昨年8月の暫定政権発足以来、欧州連合諸国からの初の閣僚訪問となる。
この式典には、SDG担当上級秘書のラミヤ・モルシェド氏らも出席した。
Bangladesh News/The Daily Star 20250220
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/diplomacy/news/italy-reaffirms-support-bangladeshs-political-economic-reforms-3828756
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