[The Daily Star]2009年のBDR虐殺事件を再調査するために結成された国家独立調査委員会は、12月24日以降41日間にわたり、この事件に関してこれまでに37人の証言を記録した。
これまでに証言した37人の中には、中将3人、少将2人、准将5人、大佐4人、中佐4人、少佐7人、大尉2人、BDR隊員7人、犠牲者の家族3人が含まれている。
委員会の委員長であり、当時のBDR(現バングラデシュ国境警備隊)の元局長であるALMファズルール・ラーマン元少将は、昨日、首都の科学研究所内のブリCMビルで行われた記者会見で、この進展について語った。
同氏は、事件の詳細な情報を得るには元陸軍大将(退役)のモイーン・ウ・アハメド氏が不可欠だと述べた。
同委員会はすでに、モイーン氏や追放された首相シェイク・ハシナ氏、その他海外在住者と連絡を取るため、特定の外国大使館との連絡を確立するよう外務省に書簡を送っている、と彼は述べた。
ファズルール氏は「逃亡者を連れ戻すために連絡を取っている大使館の名前は明かせない」と述べた。
現在米国フロリダ州を拠点とし、ユーチューブ動画で2009年のBDR反乱についての自身の見解を共有しているモーン氏について尋ねられると、ファズラー氏は、委員会には事件を再調査するという独自の目的があると述べた。
ファズルール氏は、関係当局に対し、様々な個人に対して出国制限を課すよう要請したと述べた。
同委員会の委員長は、調査を完了するのに90営業日かかるが、すでに41日が経過していると述べた。
同氏は、委員会は5つの重点分野を設定したと述べた。これには、ピルカーナ事件の真相を解明すること、殺人やその他の犯罪の責任者を特定すること、犯人、共犯者、共謀者、証拠隠滅者、扇動者、事件に関係する国内外の個人や組織などを特定することなどが含まれる。
委員会はまた、虐殺やその他の犯罪を阻止できなかった責任者を特定することを目指している。
16年前に起きた事件の真相を明らかにするのは複雑な作業だが、委員会は必要な証拠をすべて集めて真実を明らかにするために、よく組織化されたアプローチで作業を進めていると彼は述べた。
Bangladesh News/The Daily Star 20250221
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/crime-justice/news/bdr-massacre-commission-records-37-testimonies-3829291
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