グテーレス事務総長「独裁者や戦争屋によって人権が抑圧されている」

[Financial Express]ジュネーブ、2月24日(AP通信):国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、世界中で人権が「抑圧されている」と述べ、人権を権力と利益の追求の障害とみなす分裂と怒りの声を激しく非難した。

グテーレス事務総長は人権理事会での演説で、月曜日に3周年を迎えたロシアのウクライナでの全面戦争を非難し、パレスチナ武装勢力とイスラエルの恒久的な停戦を訴え、コンゴの領土保全を尊重するよう強く求めた。

事務総長は、紛争と気候変動に関する自身の懸念を改めて表明するとともに、多国籍の治安支援ミッションが展開されているハイチの人々にさらなる安定と安全をもたらすことを目的とした新たなアイデアを安全保障理事会に提案すると述べた。

グテーレス氏は、戦争屋や、地球保護よりも利益を優先する「道徳的に破綻した世界金融システム」、人工知能を悪用して人々に危害を加えようとする人々、移民を悪者にしたり女性の権利を制限しようとする指導者らによって人権が「危機に瀕し、激しく攻撃されている」世界を描写した。


Bangladesh News/Financial Express 20250225
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/human-rights-suffocated-by-autocrats-warmongers-says-guterres-1740409766/?date=25-02-2025