EUの産業大臣らが鉄鋼関税を巡り会合

[Financial Express]パリ、2月25日(AFP):欧州の産業大臣らは木曜日にパリで会合を開き、米国の関税に対応して欧州の鉄鋼生産を維持するための対策を協議すると、フランス産業省が月曜日遅くに発表した。

欧州の鉄鋼業界は、ブリュッセルからの警告にもかかわらず、3月12日から鉄鋼とアルミニウムの輸入に25%の関税を課すというドナルド・トランプ米大統領の大統領令に動揺している。

フランス省は、パリでの会合には欧州鉄鋼生産国約15カ国の大臣らが出席する予定だと発表した。

同省によると、参加者は鉄鋼業界の他の利害関係者(企業と労働組合の両方)と調査結果や解決策を共有し、欧州の鉄鋼業界を保護するための共同宣言に署名する予定だという。

欧州で30万人以上の労働者を雇用するこの部門は、中国の低コスト鉄鋼の過剰生産と欧州のエネルギー価格の高騰によってすでに打撃を受けている。

欧州連合はすでに、この関税は不当であり、経済的に逆効果であると述べている。

トランプ大統領は2018年、就任後最初の大統領として鉄鋼とアルミニウムの輸出に関税を課し、EUはより高い関税で応じざるを得なくなった。


Bangladesh News/Financial Express 20250226
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/eu-industry-ministers-to-meet-over-steel-tariffs-1740505653/?date=26-02-2025