[Financial Express]ロイター通信によると、金価格は木曜日、米ドルが堅調に推移するなか、1%以上下落し、1週間以上ぶりの安値となった。投資家らは、連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策に関する手掛かりとなる重要なインフレ指標を待っている。
金現物は11時27分時点で1%下落し、1オンス当たり2,889.13ドルと、2月17日以来の安値となった。価格は月曜日に安全資産への流れにより過去最高の2,956.15ドルに達した。米国の金先物は1%近く下落し、2,901.50ドルとなった。
ドル指数は0.2%上昇し、最近の11週間の安値からさらに上昇し、ドル価格で取引される金は他の通貨保有者にとってより高価になった。
ドナルド・トランプ米大統領は、メキシコとカナダからの輸入品に対する大幅な新関税が4月2日に発効する可能性があると述べ、さらに1カ月間の一時停止への期待を高めたほか、欧州の自動車などに対する25%の「相互」関税を提案した。
市場では、FRBが今年少なくとも2回の利下げを実施すると予想されており、2025年には約55ベーシスポイントの緩和が織り込まれている。
銀現物は0.1%下落して1オンス当たり31.81ドル、プラチナは0.8%上昇して973.65ドル、パラジウムは0.1%下落して923.44ドルとなった。
Bangladesh News/Financial Express 20250228
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/gold-falls-more-than-1pc-as-dollar-firms-1740673186/?date=28-02-2025
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