[The Daily Star]バングラデシュ銀行(BB)は昨日、スキャンダルに巻き込まれたモバイル金融サービスプロバイダーのナガドの前管理人ムハンマド・バディウザマン・ディダー氏の辞任を受けて、新たな管理人を任命した。
ディダー氏はナガドの運営に不正があったとの疑惑が浮上する中、昨年8月21日に同社の管理者に任命された。
同氏は2月12日に身元不明の犯人による襲撃を受けて負傷し辞任した。襲撃者は同氏の車両もハンマーで破壊し、運転手も負傷した。
バングラデシュ中央銀行が出した命令によると、以前バングラデシュ銀行チッタゴン事務所の所長を務めていたモタセム・ビラ氏が、このモバイル金融サービスプロバイダーの新しい管理者となる予定だ。
ディダー氏が襲撃された日、汚職防止委員会のチームがナガド氏の事務所を捜索した。
2月3日、中央銀行はナガド氏に対して、64億5千万タカに上る詐欺、横領、および財務上の不正行為の疑いで訴訟を起こした。
訴訟では、ナガド社の役員16人と郵政局の役員8人を含む24名が名指しされた。
BBは昨日の通知で、ディダー氏を人事部に配属し、ナガドの管理者としての地位を解いたと述べた。
Bangladesh News/The Daily Star 20250228
https://www.thedailystar.net/business/news/nagad-gets-new-administrator-3835966
関連