[Financial Express]ワシントン、2月28日(ロイター):米国の1月の個人消費は予想外に減少し、インフレ率の前年比上昇率は鈍化した。これは、連邦準備理事会(FRB)が6月に利下げを再開するとの金融市場の期待を裏付けるものとなった。
しかし、昨年の高インフレ率が計算から外れたこともあって、年間インフレ率の緩やかな低下は持続しそうにない。ドナルド・トランプ大統領の政権が輸入品に対する関税を引き上げており、経済学者は価格上昇につながると警告している。消費者の1年間のインフレ期待は2月に急上昇した。
FWDBONDSの主任エコノミスト、クリストファー・ラプキー氏は「消費者物価上昇が1月効果の呪縛を打ち破ったのは朗報だ」と述べた。
「悪いニュースは、消費者がワシントンから吹き込む変化の風を必死に受け止め、じっと待つことに決めたようだ」
米商務省経済分析局は金曜日、米経済活動の3分の2以上を占める個人消費が、12月の0.8%増に上方修正された後、先月は0.2%減少したと発表した。
ロイターが調査したエコノミストらは、関税を見越した先取りの買いで支出が膨らんだ12月の0.7%増に続き、消費者支出が0.1%増になると予想していた。
Bangladesh News/Financial Express 20250301
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/us-consumer-spending-declines-1740764363/?date=01-03-2025
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