EUはミャンマーに圧力をかけると誓い、ロヒンギャ族に6800万ユーロを寄付すると約束

EUはミャンマーに圧力をかけると誓い、ロヒンギャ族に6800万ユーロを寄付すると約束
[The Daily Star]訪問中のEUの平等・準備・危機管理担当委員ハジャ・ラビブ氏は昨日、ロヒンギャ危機を解決するために欧州連合はミャンマーに政治的、経済的圧力をかけると確約した。

彼女はまた、EUが今年、コックスバザールのロヒンギャ族とバングラデシュ人の受け入れコミュニティに6,800万ユーロを提供する予定であると発表した。

同省の声明によると、ラビブ外相は外務省で外務顧問のモハメド・トゥーヒド・ホセイン氏と会談した際にこの誓約を行った。

会談中、EU委員は昨日コックスバザールのロヒンギャ難民キャンプを訪問した際の直接の体験を語り、強制的に避難させられたロヒンギャの人々を受け入れたバングラデシュの寛大さを称賛した。

彼女はまた、2025年10月にニューヨークで開催される予定のロヒンギャに関するハイレベル会議を主催するバングラデシュの取り組みを称賛した。

ラビブ氏はロヒンギャ問題以外にも、暫定政府とその改革の取り組みに対するEUの強力な支持を表明した。

同省の声明では同大臣が「これはバングラデシュの歴史における重要な瞬間であり、新たなパートナーシップと協力が必要だ」と述べたと伝えられている。

外国顧問は、バングラデシュとEUの関係は依然として強固であると述べた。

彼はEU委員の訪問に感謝し、ミャンマーの政治情勢とそれがロヒンギャ危機と地域の安全保障に与える影響について深い懸念を表明した。

彼は、最終的な解決策はロヒンギャ族のミャンマーへの帰還にあると強調し、国際社会に行動を起こすよう求めた。

双方はまた、欧州とバングラデシュ両国で自然災害の頻度が増加していることを踏まえ、備えと対応におけるより強力な協力の必要性を認識し、災害管理についても議論した。

外国顧問はEUの支援に感謝し、バングラデシュの災害管理能力をさらに向上させるための継続的な技術・財政支援を求めた。

これに先立ち、ラビブ委員は首席顧問のムハマド・ユヌス教授と会談した。


Bangladesh News/The Daily Star 20250304
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/diplomacy/news/eu-vows-pressure-myanmar-pledges-eu68m-rohingyas-3839141