[The Daily Star]マイメンシンのトリシャル郡のスティア川の岸辺では、自治体に適切な廃棄物管理システムがないため、何年もの間、ゴミの無差別投棄が抑制されないまま続いている。
トリシャル市は1998年の設立以来、廃棄物処理のための専用土地を確保できず、住民は悪化する環境汚染に耐えている。驚くべきことに、市全体にゴミ箱は1つもない。
かつては農業、漁業、そして地元の生態系にとって重要な水源であったスティア川は、現在では廃棄物の山の下で水が枯渇しつつある。
最近の訪問中、この特派員はダッカ・マイメンシン高速道路沿いの川岸の広大な範囲に散乱したゴミの山を発見した。
地元住民のコルシド・アリさんは、モンスーンの時期にはこれらの廃棄物の山が川に流れ込み、水を汚染し、土砂堆積を加速させると語った。
キル川、バナール川、パガリア川など、この郡の他の川も同様の危機に直面している。旧ブラマプトラ川の支流であるこれらの川の汚染は、この地域の河川システム全体に連鎖的な影響を及ぼしている。
地元住民は、市当局に対策を講じ適切な廃棄物投棄場を指定するよう繰り返し要請してきたが、その嘆願はほとんど無視されてきたと述べた。
市当局の情報によれば、トリシャルでは毎日約10トンのゴミが発生し、そのほぼすべてが川岸に流れ着くという。
「廃棄物処理場用の土地を政府から確保できていない。自治体には独自に土地を購入する財源がない」とトリシャル自治体の執行官、ノウシン・アーメド氏は語った。
連絡を受けたトリシャル郡の行政責任者アブドゥラ・アル・バリ氏は、川の汚染を軽減するための努力が行われていると語った。
「ゴミによる水の汚染を防ぐために、ゴミ捨て場の周囲に竹の柵が設置されている」と彼は語った。
「私たちは専用の廃棄物処理場のための土地を取得し、この長年の課題に対処するための資金を確保するよう積極的に努めている」と彼は付け加えた。
Bangladesh News/The Daily Star 20250306
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/trishal-upazila-sutia-river-turns-waste-dump-3840571
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