元米国外交官がICTに支援を申し出る

[The Daily Star]元駐バングラデシュ米国大使ウィリアム・B・ミラム氏と元米国外交官ジョン・ダニロヴィッチ氏は、正義の実現、誤報の撲滅、国際世論の形成において国際刑事裁判所(ICT)を支援する意向を表明した。

ICT主任検察官のモハマド・タジュル・イスラム氏は、現在米国に拠点を置くシンクタンク「ライト・トゥ・フリーダム(R2F)」を代表する2人の元米国外交官と昨日会談した後、記者団にこの情報を説明した。

タジュル氏は、ミラム氏とダニロビッチ氏が7月の暴動中に行われた残虐行為に関する司法の進捗状況を尋ねるために彼の事務所を訪れたと述べた。

「彼らはまた、正義を実現する上で何か障害があるかどうかも尋ねた。彼らはシェイク・ハシナ政権下の過去15年間に起きた強制失踪や超法規的殺害についてもっと知りたいと表明した」と彼は語った。

また、両外交官は中立的な立場を強調し、将来このような犯罪を防ぐために懲罰を科すよう政府に要請したとも指摘した。

一方、ICTは昨日、ガジプールのコナバリでの暴動中に大学生ムハンマド・フリドイが殺害された事件に関する調査報告書の提出期限を3か月延長した。

法廷はまた、タンガイルのヘムナガル・ディグリー・カレッジの11年生、フリドイを直接射殺したアクラム・ホサイン巡査の1日間の尋問も承認した。8月5日、アクラム巡査は警察に包囲された後、至近距離からフリドイを射殺したとされている。


Bangladesh News/The Daily Star 20250306
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/former-us-diplomats-offer-support-ict-3840586