誰もが自発的に抗議活動に参加したわけではない

誰もが自発的に抗議活動に参加したわけではない
[The Daily Star]バングラデシュ証券取引委員会(BSEC)で3月5日に発生した抗議活動や事件には、すべての職員が自発的に参加したわけではないと、同委員会のコンドカー・ラシェド・マクスード委員長が昨日語った。

同氏は、規制当局はこの点に関してさらなる措置を講じる際にこの事実を念頭に置くだろう、と首都のBSEC当局者らとの会合で述べた。

「…多くは自発的に参加したわけではないと委員会は考えている」と昨日発表されたプレスリリースで同氏は述べたと伝えられている。

発表によると、委員長は先週の対立以来初めて3人の委員と会談し、この発言をしたという。

この事件は委員会の指導者の辞任要求に端を発し、当初はBSECの職員と従業員が抗議活動を主導した。

しかし、事態はすぐに不吉な方向に進み、一部の扇動者が議長と委員3人を4時間にわたってオフィスに監禁した。彼らは脅迫の言葉を叫び、オフィス室の電源を切り、発見されるのを避けるために監視カメラ(CCTV)システムを無効にした。

金曜日、抗議活動に参加していた当局者16人に対して刑事告訴の訴訟が起こされた。

しかし、そのうち13人は既に保釈されている。

保釈が認められた後、BSECの事務局長モハンマド マウブブル・アラム氏は辞表を提出した。

BSECのマクスード委員長は、この事件は一部の「規律のない」職員によって引き起こされたと述べ、職員らを事務所に監禁するという決定は「全く予想外」だったと述べた。

「このような出来事は行政規律違反であり、刑事犯罪です。

これは株式市場にとって非常に有害であり、海外における国のイメージを損ねるものだ」と彼は語った。

同氏は、このような事件は世界中のどの規制機関でも起きたことがないと付け加えた。

「国家の利益のために、規制機関がこのような無規律な運営をすることは許されない」と述べ、職員らに完全な責任と規律を持って職務を遂行するよう命じた。

彼は、BSECが職員全員の協力を得て、引き続き全速力で任務を遂行していくことを期待していると述べた。

BSEC委員のモーシン・チョードリー医師、アリ・アクバル医師、ファルザナ・ララルク医師が会議に出席した。


Bangladesh News/The Daily Star 20250311
https://www.thedailystar.net/business/news/not-everyone-participated-protests-spontaneously-3844521