法廷での一日: 反政府スローガンに対する「阻止措置」について

法廷での一日: 反政府スローガンに対する「阻止措置」について
[The Daily Star]元郵政・通信・情報技術担当大臣のズナイド・アハメド・パラク氏は昨日、拘置所からダッカ首都圏治安判事裁判所(CMM)の法廷に連行された。

パラク容疑者は、警察のヘルメットと防弾チョッキを着用し、警察官らに付き添われて午前9時39分に留置所から連れ出された。両手は背中の後ろで手錠をかけられていた。

わずか2日前、ダッカ首都圏控訴裁判所の敷地内で、彼は法廷に連れて行かれる際に後ろから手錠をかけられたと訴えていた。

追放されたシェイク・ハシナ首相の元民間産業問題顧問サルマン・F・ラーマン氏も昨日、パラク裁判の直前に法廷に向かって歩いていた。彼の手も後ろで手錠をかけられていた。

元国会議員のモハメド・ソライマン・サリム氏と元ダッカ北部市(DNCC)市長のアティクル・イスラム氏も続いて逮捕されたが、両者とも背中の後ろで手錠をかけられていた。

さらに奥では、モヒブル・ハック元上級秘書も背中の後ろで手錠をかけられて歩いていた。

被告らは法廷に召喚された後、手錠のロックが外された。

数分後、ダッカ首都圏の治安判事アウラド・ホセイン・ムハンマド・ジョナイド氏が着席し、7月の暴動に関連する4件の事件の審理を行った。

法廷での審理の後、パラク、サルマン、ソライマン、アティクル、モヒブルは再び同じ方法で手錠をかけられ、再び拘置所に連行された。

ダッカ首都圏検察官オマール・ファルク・ファルキ氏は2月26日、複数のメディアに対し、両手に手錠をかけられた状態で被告が法廷に連行されたという話は知らないと語った。「被告はこのような形で法廷に連行されるべきではない」と同氏は述べた。

しかし、ファルキ氏は昨日、「数人の被告人は留置所から法廷へ連行される途中で手を挙げて反政府的な発言を叫びたがっている。そうするのを防ぐため、彼らは法廷に連行される前に後ろ手に手錠をかけられている」と述べた。


Bangladesh News/The Daily Star 20250313
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/day-court-preventing-measure-against-anti-govt-slogans-3846446