[Financial Express]ドバイ、3月13日(AFP):アラブ首長国連邦(UAE)に拠点を置くファンドMGXは、仮想通貨取引所バイナンスの少数株を取得するために20億ドルを投資したと両社が発表し、これは仮想通貨企業への過去最大の投資だと述べた。
UAE大統領の弟であるシェイク・タヌーン・ビン・ザイード・アル・ナヒヤーン氏が率いるMGXも、バイナンス初の機関投資家となる。
両社は水曜日、ステーブルコイン(現実世界の資産に連動する仮想通貨)で行われたこの取引は、仮想通貨への投資としては過去最大規模となると発表した。
「私たちの目標は、コンプライアンス、セキュリティ、ユーザー保護に重点を置いた、より包括的で持続可能なエコシステムを構築することです」とバイナンスのCEOリチャード・テン氏は共同声明で述べた。
国営企業のMGXは、米国の大規模な人工知能インフラプロジェクトであるスターゲイトや、最大500億ユーロ(540億ドル)の費用をかけてフランスに建設される巨大なAIデータセンターにも関与している。
世界最大の仮想通貨取引所バイナンスは、顧客の資金を管理する義務を果たせなかった疑いでフランスで調査を受けている。
米財務省の2つの機関による調査によると、バイナンスはイスラム国、アルカイダ、ハマスの武装組織などの活動による取引を阻止できなかったという。
同社の創業者である中国生まれのチャンポン・ジャオ氏は昨年、米国のマネーロンダリング防止法に違反した罪を認め、バイナンスは和解金として43億ドルを支払うことに同意した。
Bangladesh News/Financial Express 20250314
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/uae-fund-ploughs-2bn-into-binance-crypto-exchange-1741887039/?date=14-03-2025
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