南アフリカの首脳らがバーチャルサミットを開催

[Financial Express]ヨハネスブルグ、3月13日(AFP):南アフリカの首脳らは13日、今年兵士数名を失った軍事作戦の見直しなど、コンゴ民主共和国東部での紛争について協議するためバーチャル首脳会議を開催した。

この首脳会談は、南部アフリカ開発共同体(SADC)が拡大する紛争について開催してきた一連の首脳会談の最新のものであり、アンゴラがコンゴ民主共和国とルワンダが支援する武装勢力M23との和平交渉が来週始まると発表した翌日に行われた。

M23は1月以来、電撃的な進撃で、ゴマやブカブといった主要都市を含む、鉱物資源が豊富で不安定なコンゴ民主共和国東部の広範囲を制圧した。

SADC16カ国によるバーチャル会議では、安全保障と人道状況の最新情報が報告され、コンゴ民主共和国におけるSADCミッション(SAMIDRC)の任務が見直される予定であると、SADC事務局長エリアス・マゴソ氏が開会の辞で述べた。

南アフリカは1月のコンゴ民主共和国東部紛争で兵士14人を失った。そのほとんどはSAMIDRCの任務に就いていたが、少なくとも2人は別の国連平和維持活動の一環として派遣されていた。

SADC派遣部隊のマラウイ軍兵士3人も死亡した。同部隊はSADC加盟国であるコンゴ民主共和国政府の平和と安全の回復を支援するため、2023年12月にコンゴ民主共和国東部に派遣された。

当局は、タンザニアの兵士も含まれる軍事展開の規模についてはコメントしていないが、部隊の大半は南アフリカから来ており、同国は少なくとも1,000人の兵士を派遣したと推定されている。

南アフリカでは、コンゴ民主共和国に残る兵士らを撤退させるよう求める声が高まっており、兵士らはM23戦闘員らによって基地に閉じ込められているとの報告もある。木曜日の首脳会談の冒頭、SADC議長でジンバブエ大統領のエマーソン・ムナンガグワ氏は、紛争終結に向けた取り組みに「さらなる緊急感」を求めた。同氏は、紛争はコンゴ民主共和国国境を越えて不安定化を引き起こす可能性があると述べた。


Bangladesh News/Financial Express 20250314
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/southern-africa-leaders-open-virtual-summit-1741880712/?date=14-03-2025