カリンガンガ川:船着き場不足で住民が苦境に

カリンガンガ川:船着き場不足で住民が苦境に
[The Daily Star]地元住民は長い間、ピロジプルのナジルプール郡のカリガンガ川をトヨベルハット・ゴラルハット間の渡し船で渡る際に、川の両岸に船着場(ガート)がないため、苦労してきた。

ボートで川を渡る乗客は、特にモンスーン期には川の水位が上昇し、衣服を膝丈以上に引き上げ、靴を脱いで裸足でボートに乗らざるを得なくなるなど、たびたび不便に遭遇するが、その際に事故に遭うことも多い。

毎日、ダウルバリ・ドブラ、マリカリ、コラルドアニア連合を含むさまざまな近隣地域から約 400 ~ 500 人がボート フェリー ルートを利用して郡本部や地区の他の地域へ通っています。

「船に乗るための岸壁がないので、川を渡るのにとても苦労しています」と地元住民のノミタ・ラニさんは語った。

「私たちは、船に乗るために川岸に沿って50メートルも水の中を歩かなければならないことがよくあります。男性はズボンを膝まで引き上げて何とか無傷でいられますが、私たちはそれができず、服が水に浸かってしまうことがよくあります。どんなに不便か想像してみてください!」と彼女は付け加えた。

このルートは、郡庁所在地への他の代替ルートに比べて移動時間が短いため人気があると、もう一人の地元住民であるマスード・ハウラダーさんは語った。

「しかし、私たちが経験しなければならない苦しみは耐え難いものです。川の両岸に船着場が建設されれば、地元の人々は大きな恩恵を受けるでしょう」と彼は付け加えた。

ゴラルハット市場の商人モントゥ・ミア氏も同意見で、川の両岸に船着場があれば、彼のような商人にとって商品を市場に運ぶのに便利になるだろうと語った。

このルートで川を渡る乗客を運ぶ船頭のモハマド・ベラル氏は、乗客や荷物を船に乗せるのにも苦労していると語った。「川岸に岸壁があれば、乗客と船頭の両方にとって有益だっただろう」と同氏は付け加えた。

連絡を受けたナジルプル郡の郡区長アラップ・ラタン・シンハ氏は、このルートのために郡区行政が川岸に岸壁を建設する措置を講じる予定だと語った。


Bangladesh News/The Daily Star 20250314
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/kalinganga-river-residents-struggle-due-lack-boat-quays-3847606