[Financial Express]CNBCの報道によると、ドナルド・トランプ大統領の関税計画に対する懸念から、米国の3つの指標すべてが前日比で急落したにもかかわらず、アジア太平洋市場は金曜日、おおむね上昇した。
中国本土のCSI300はアジアの上昇を牽引し、2.43%上昇して3カ月ぶりの高値4,006.56で取引を終えた。これはヘルスケア、消費者循環株、非循環株セクターの動きが強まったことによるものだ。
香港ハンセン指数は2.12%上昇し、23,959.98で取引を終えた。同指数で最も上昇したのは医薬品会社バイオロジクスで、13.95%上昇した。
その他の好調な銘柄としては、6.04%上昇したBYD、5.71%上昇した美団、5.59%上昇した平安保険などがある。
日本では、日経平均株価が0.72%上昇して37,053.10で取引を終え、東証株価指数は0.65%上昇して2,715.85となった。
韓国のKOSPI指数は0.28%下落して2,566.36で取引を終えたが、小型株のコスダックは1.59%上昇して734.26となった。
オーストラリアのSインドの市場は祝日のため休場だった。
アジア太平洋地域での動きは、進行中の貿易戦争がさらに激化した後に起こった。トランプ大統領は、EUがウイスキーに50%の関税を課したことへの報復として、EUから輸入されるすべてのアルコール製品に200%の関税を課すと警告している。トランプ大統領は木曜日、関税に関して「私は決して譲歩するつもりはない」と述べた。
プライベートバンク、ロンバー・オディエのグローバル最高投資責任者マイケル・ストロベック氏は、トランプ大統領の政策をめぐる不確実性は「市場リスクを意味する」と指摘した。
「市場が消化し、多くの『未知の未知』を乗り越えなければならないことはたくさんあるだろう」と同氏は金曜のメモに記した。
同氏は投資家に対し、「雑音をフィルタリング」して市場で取引することを提案した。「マクロ経済と市場のファンダメンタルズは引き続き堅調だが、今後は不確実性が高まるだろう。ボラティリティに直面した場合、ポートフォリオを高度に分散することが賢明な対応策だ」とストロベック氏は付け加えた。
Bangladesh News/Financial Express 20250315
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/chinese-stocks-close-at-three-month-high-leading-gains-in-asia-1741974885/?date=15-03-2025
関連