[Financial Express]ムンバイ、3月17日(ロイター):インドの債券市場参加者は、政府に対し、4月1日に始まる会計年度中に超長期債の供給を減らすよう求めていると、財務省当局者5人が17日明らかにした。
政府の債務管理者であるインド中央銀行は先週、借入計画についての意見を求めるため市場参加者と会合した。
「ディーラーや銀行からは、今年の入札サイクルの終わりに向けて超長期債の需要が弱まっていることから、超長期債の供給を総借入額の34~35%に削減するという提案が広く出ていた」と、この問題を直接知るトレーダーの1人は語った。
インド政府は来年度総額14兆8200億ルピー(約1710億ドル)の借り入れを目指している。インドの会計年度は4月から3月までである。
30年、40年、50年償還の債券は、今年度販売された債券全体の約38%を占めた。
情報提供者全員はメディアに話す権限がないため匿名を希望した。
インド準備銀行はロイターからのコメントを求める電子メールにすぐには返答しなかった。
バンク・オブ・アメリカのインド債券・通貨・商品取引責任者ビカス・ジェイン氏は2月下旬のインタビューで、需給関係は引き続き良好だが、保険会社からの需要がある程度減少したため、より長期の債券の供給は減少するはずだと語った。
インドの10年債と40年債の利回り格差は、投資家が長期債を購入する際に要求するプレミアムの指標だが、2月に40ベーシスポイントとほぼ3年ぶりの高水準に急上昇した。
プライマリーディーラーの幹部によると、銀行家らはまた、政府が来年度前半にさらに多くの国債を発行することを望んでいるという。
政府は通常、4月から9月にかけて年間債券発行量の約60%を売却する。今年度は国政選挙による支出抑制で発行量は53%に減少した。
プライマリーディーラーの幹部は、早期の供給増加は政策金利の引き下げと一致する可能性があるため、吸収されるだろうと述べた。
一方、トレーダーらによると、会合では中央銀行が10年債の売却頻度を減らす可能性について議論した。
Bangladesh News/Financial Express 20250318
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/investors-want-india-to-lower-long-bond-supply-in-fiscal-year-2026-1742231900/?date=18-03-2025
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