[Financial Express]エルサレム/カイロ、3月18日(ロイター):パレスチナ保健当局は18日、イスラエルの空爆がガザ地区を襲い、400人以上が死亡したと発表した。これにより、恒久的な停戦を確保する協議が行き詰まった後、数週間続いた比較的平穏な状況は終わった。
イスラエルとパレスチナ過激派組織ハマスは、建物のほとんどが瓦礫と化したガザ地区の住民200万人に戦争からの休息を与え、1月以来おおむね維持されてきた停戦を相手が破ったと非難した。
イスラエルが2023年10月7日の攻撃で捕らえたと主張する約250人の人質のうち59人を依然として拘束しているハマスは、戦闘を終わらせるための恒久的な合意を交渉する仲介者の努力をイスラエルが危険にさらしていると非難したが、同グループは報復の脅しはしていない。
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、停戦交渉が難航する中、ハマスが停戦延長の提案を拒否したため攻撃を命じたと述べた。
「イスラエルは今後、軍事力を強化してハマスに対抗する」と首相官邸は声明で述べた。
目撃者によると、空爆はガザ地区の北から南にかけての民家やテントキャンプを襲い、イスラエル軍の戦車が境界線を越えて砲撃した。ガザ地区のハマスが運営する保健省は、戦争勃発以来、1日当たりの死者数としては最大規模となる404人が死亡したと発表した。
「地獄の夜でした。戦争が始まった最初の数日のように感じました」と、ガザ市出身の5人の子供の母親、ラビハ・ジャマルさん(65歳)は語った。
「断食の新たな日を始める前に何か食べようと準備していたところ、建物が揺れ、爆発が始まった。終わったと思ったが、戦争が再び始まった」と彼女はチャットアプリを通じてロイター通信に語った。
イスラエルの突然の攻撃は、数週間に及ぶ援助封鎖ですでに混乱していたガザの病院にさらに負担をかけ、救急車が重傷を負った生存者数百人を運び込んだと医師らは語った。
Bangladesh News/Financial Express 20250319
https://today.thefinancialexpress.com.bd/first-page/israeli-strikes-kill-over-400-in-gaza-ceasefire-on-brink-1742320180/?date=19-03-2025
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