少数派による攻撃は宗教的なものではなく政治的なものだった

[The Daily Star]ムハマド・ユヌス首席顧問教授は昨日、昨年8月5日以降に少数派、特にヒンズー教徒に対して行われた攻撃は宗教的動機によるものではなく、政治的動機によるものだと述べた。

しかし、ダッカのジャムナ迎賓館で米国上院議員ゲイリー・ピーターズ氏と会談した際、同氏は政府は犯人に対して迅速な行動をとったと述べた。

同議員の発言は、ピーターズ上院議員が、米国在住のバングラデシュ系住民が最近の少数民族への攻撃について懸念を表明していると指摘したことを受けて行われた。

しかしピーター氏は、これらの事件をめぐっては多くの誤報が出回っており、国民の懸念が高まっていると述べた。

これに対し、ユヌス教授は、米国の他の政治指導者、ジャーナリスト、活動家とともに、同上院議員に対し、バングラデシュを訪問し、同国の宗教的調和を直接観察するよう求めた。

首席顧問は、性別、人種、宗教にかかわらず、すべての国民の権利を保護するという政府の約束を再確認した。

また、双方の関心事項や二国間関係を深める方法についても議論した。

ピーターズ上院議員は暫定政府の改革の取り組み、さまざまな改革委員会からの勧告、そして自由かつ公正な選挙を実施するための計画について質問した。

ユヌス教授は、政党が限定的な改革案に同意すれば、12月に選挙が行われる可能性があると述べた。しかし、より広範な改革案を求めるなら、投票は数ヶ月遅れるかもしれない。

「選挙は自由かつ公正に行われ、これまでと同様に選挙当日には祝賀行事が行われるだろう」と彼は述べた。

首席顧問はまた、提案された改革について政党が合意に達したら、7月の憲章に署名すると述べた。

「7月の憲章は国の将来の方向性を定めるだろう」と彼は語った。

ピーターズ氏は政府の改革計画を評価し、米国はバングラデシュにおけるスムーズな民主化移行を期待していると述べた。

同上院議員は昨日、パドマ迎賓館でトゥーヒド・ホセイン外務顧問とも面会した。

会談中、双方は強力な連携を強調し、両国間の貿易関係、技術交流、安全保障協力をさらに強化する必要性を強調した。


Bangladesh News/The Daily Star 20250319
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/diplomacy/news/minority-attacks-were-political-not-religious-3851956