[Financial Express]香港、3月28日(ロイター):中国は今週、南シナ海の激しい紛争の渦中にあるスカボロー礁の領有権を主張する最新の動きとして、長距離爆撃機H6機をスカボロー礁周辺に配備したことが、ロイターが入手した衛星画像で明らかになった。
中国は公表していないが、この配備はピート・ヘグゼス米国防長官のフィリピン訪問に先立って行われた。フィリピンも自国の排他的経済水域200カイリ内にあるこの浅瀬の領有権を主張している。
中国国防省は、派遣の規模やヘグゼス外相の訪問に合わせて行われたかどうかについてのロイター通信の質問に直ちには回答しなかった。
フィリピン国家安全保障会議と軍の関係者はコメント要請にすぐには応じなかった。
ヘグゼス外相は金曜日のマニラ訪問中、フィリピンとの相互防衛条約に対する米国の「確固たる決意」を再確認し、中国の行動により南シナ海での抑止力が必要になったと述べた。
マクサー・テクノロジーズが月曜日に撮影した画像には、中国が「黄岩島」と呼ぶスカボロー礁の東に2機の航空機が写っている。
近年、中国海警局の船舶は環礁の入り口付近でフィリピンの漁師と頻繁に衝突しており、中国は2012年に事実上の同礁の支配権を握って以来、時折これを阻止しようとしてきた。
Bangladesh News/Financial Express 20250329
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/china-deploys-two-long-range-h-6-bombers-in-south-china-sea-1743184102/?date=29-03-2025
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