[Financial Express]ローマ、3月28日(AFP):国連世界食糧計画(WFP)は28日、今年の資金が40%減少し、5800万人の命を救う支援が危ぶまれるとして「前例のない危機」に陥ると警告した。
WFPは、多くの政府や個人の寛大な支援にもかかわらず、「主要援助国全体で資金が急激に減少している」と述べた。
「現在、同組織は昨年と比べて2025年の資金が40%減少するという驚くべき状況に直面している」とローマを拠点とする同機関は声明で述べた。
さらに、「これらの削減の厳しさと、食糧支援を必要とする人々の記録的な数が相まって、食糧支援に頼っている世界中の何千万人もの人々にとって前例のない危機を招いている」と付け加えた。
具体的な国名は挙げなかったが、WFPの最大の援助国である米国は、ドナルド・トランプ大統領が1月に就任して以来、援助資金を大幅に削減している。
米国に次ぐ世界第2位の開発援助国であるドイツや、代わりに国防費を増額している英国など、他の国々も海外援助を削減している。
「WFPは最も支援を必要としている国々を優先し、最前線で食糧配給を拡大している」とWFPのパートナーシップとイノベーション担当事務局次長ラニア・ダガシュ・カマラ氏は述べた。
「私たちは運営コストを削減するためにあらゆる努力をしていますが、間違いなく、生命を脅かす結果をもたらす資金難に直面しています。」
Bangladesh News/Financial Express 20250329
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/uns-food-aid-body-warns-of-crisis-as-funding-cut-by-40pc-1743184067/?date=29-03-2025
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