ニンジン農家、価格急落で損失を計上

ニンジン農家、価格急落で損失を計上
[The Daily Star]ランガプール管区の5つの地区の農家は、今年のニンジン価格の急落により大きな損失に直面している。

多くの農家は、生産コストは1キログラムあたり9~10タカだが、現在この野菜は1キログラムあたり5~6タカでしか卸し売りされておらず、農家は不満を抱いているという。

「昨年は畑で採れたニンジンを1キロ当たり14~15タカで販売し、かなりの利益を上げたが、今年は価格が急落した。今では生産コストの半分でニンジンを販売しなければならない」と、クリグラム・サダール郡パンチガチ村の55歳の農家シラジュル・イスラムさんは語った。

彼は、7ビガの土地でニンジンを栽培した結果、すでに約7万タカの損失を被ったと語った。

ラルモニルハット・サダール郡チャール・カルマティの農家ヌール・アラムさんは、ティースタ川の川床にある浅瀬の土地1ヘクタールで25万5000タカを投資してニンジンを栽培していると語った。

「2月末にニンジン1,000クグを1クグあたり25タカで販売しました。3月初めに価格は若干下がりましたが、それでも1クグあたり15~16タカで2,000クグを販売して利益が出ました。しかし、3月第1週以降、価格は1クグあたり5~6タカに暴落しました。このままでは20トンを販売しなければならず、大きな損失が出ました。畑にはまだ6~7トン残っていますが、価格がこのまま低いままなら、今年は大きな損失を被ることになります」と彼は語った。

ランプル市の野菜販売業者デルワール・ホサイン氏は、卸売業者からニンジンを1キロ当たり8~9タカで購入し、小売市場で1キロ当たり15~16タカで販売していると語った。

「今年は供給は多いが、需要は低い」と彼は付け加えた。

ランガプールの農業普及局(DAE)によると、ニンジンは2,420ヘクタールの土地で栽培されており、そのほとんどはクリグラム、ラルモニルハット、ガイバンダ、ランガプール、ニルファマリの各県にまたがる浅瀬の地域である。

「ニンジンは通常、農家にとって利益の出る作物だ。早めに収穫した農家は高価格の恩恵を受けたが、その後、供給過剰で価格が急落した」と、ランプール地域の農務省農業局長補佐のシャフィクル・イスラム氏は語った。


Bangladesh News/The Daily Star 20250330
https://www.thedailystar.net/top-news/news/carrot-farmers-count-losses-prices-plummet-3860566