ロシア高官、関係改善のためワシントンで協議

[Financial Express]ワシントン、4月3日(AFP):ロシアの経済交渉担当トップは木曜日、関係改善に向けた協議のためワシントンを訪問していると述べた。これはロシアがウクライナに侵攻して以来、クレムリン当局者による米国訪問としては最高レベルのものとなる。

ロシアの政府系ファンドのトップ、キリル・ドミトリエフ氏は「ドナルド・トランプ大統領政権の代表者らとワシントンで会談している」と述べたが、詳細は明らかにしなかった。

米メディアは、ドミトリエフ氏は水曜日に到着し、ホワイトハウスでトランプ大統領特使のスティーブ・ウィトコフ氏と会談する予定だと報じたが、日程は公表されていない。

この会談は、トランプ大統領がロシアとのより緊密な関係を推進し、ウラジーミル・プーチン大統領に働きかけ、3年間にわたるウクライナ戦争の停戦を仲介することを期待してロシア当局者と直接会談する中で行われた。

「世界全体にとって極めて重要なロシアと米国の対話は、バイデン政権下で完全に破壊された」とドミトリエフ外相はテレグラムで訪問を発表し、こう書いた。

「対話の回復は容易なプロセスではなく、段階的に進むものだ。しかし、あらゆる会合、あらゆる率直な会話が、我々を前進させるのだ」と彼は付け加えた。

ロシアは、和平合意の一環として、国営農業金融会社を標的とした制裁を含む大規模な経済制裁を米国が解除することを期待している。

米メディアの報道によると、米国から制裁を受けていたドミトリエフ氏は、制限が一時的に緩和された後に初めて訪問を許可されたという。

ロシアの上級外交官セルゲイ・リャブコフ氏は木曜日、最近の接触ではまだ「突破口」は見つかっていないと述べた。


Bangladesh News/Financial Express 20250404
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/top-russian-official-in-washington-for-talks-to-improve-ties-1743694080/?date=04-04-2025