[Financial Express]イスタンブール、4月3日、AFP:トルコの3月の年間インフレ率は10か月連続で鈍化し、2021年12月以来の最低となる38.1%に低下したことが木曜日に公式データで示された。
この下落は、イスタンブールの人気市長エクレム・イマモール氏が汚職容疑で逮捕・投獄されたことに対する街頭抗議でトルコが混乱する中で起きたもので、トルコリラはドルに対して過去最安値を記録した。
トルコは2019年以来2桁のインフレを経験しており、何百万人もの人々の生活費はますます高くなっている。
同国の統計局によると、3月の消費者物価は前月比2.46%上昇した。
公式データによると、前年比での価格高騰は特に教育(80.4%)、住宅(68.6%)、ホテル・レストラン(43.4%)、医療(42%)に影響を与えた。
トルコの年間インフレ率は2024年5月に75%を超えたが、6月以降は鈍化した。
この下落を受けて、トルコ中央銀行は12月以降、基準金利を50%から42.5%に引き下げた。
インフレ率の公式統計はインフレ研究グループ(ENAG)の独立系経済学者らによって異論が唱えられており、同グループは消費者物価が3月に75.2%上昇したと推定している。
経済学者たちは、イマモール氏の逮捕後のリラの下落により、特に輸入品の価格が上昇し、今年末までにインフレ率を24%に引き下げるという政府の目標が危うくなる可能性があると警告している。
トルコリラは2週間にわたり1ドル=38リラ前後で取引されており、これは歴史的に低い水準だ。
Bangladesh News/Financial Express 20250404
https://today.thefinancialexpress.com.bd/politics-policies/turkey-annual-inflation-falls-to-381-percent-1743702544/?date=04-04-2025
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