イラン大統領、高額な南極旅行を理由に副大統領を解任

[Financial Express]テヘラン、4月5日(AFP):イランのマスード・ペゼシュキアン大統領は土曜日、深刻な経済危機とハイパーインフレに見舞われる中、南極への高額な旅行を理由に国会担当副大統領を解任した。

最近ソーシャルメディアで共有された写真には、元副大統領のシャフラム・ダビリ氏が、妻とされる女性と並んで、クルーズ船プランシウス号の近くでポーズを取っている姿が写っていた。

オランダ船籍のこの船は2009年から南極への豪華な探検旅行を提供しており、ある旅行代理店は8日間の旅行を1人当たり3,885ユーロとしている。

「国民への経済的圧力が依然として高い状況では、たとえ自腹で支払ったとしても、役人による高額なレジャー旅行は弁護の余地も正当化の余地もない」とイラン大統領は、ダビリ氏が解任されたと報じた国営イラン通信が土曜日に公表した書簡で述べた。

ダビリ氏は64歳の医師でペゼシュキアン氏の側近で、8月に同職に任命されていた。写真が公開された後、政府は強い批判に直面し、ペゼシュキアン氏の支持者数名が同氏を解任するよう求めた。


Bangladesh News/Financial Express 20250406
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/iran-president-fires-deputy-over-costly-antarctica-trip-1743867870/?date=06-04-2025