米特使、ヒズボラの武装解除について協議

[Financial Express]ベイルート、4月6日(AFP):レバノン当局者は日曜、米国の中東担当副特使モーガン・オルタガス氏が前日ベイルートで行った会談で、期限を定めずにヒズボラの武装解除について話し合ったと述べた。

国営通信社(NNA)によると、オルタガス財務相は日曜日にヤシーン・ジャベル財務相、アメル・ビサット経済相、新中央銀行総裁カリム・スエイド氏と会談した。

メディアに説明する権限がなかったため匿名で語ったレバノン当局者は、オルタガス外相が「レバノン軍によるヒズボラの軍事インフラ解体作業の強化と加速化、そして期限を定めずに武器の国家への供給制限について協議した」と述べた。

オルタガス氏のレバノンへの2度目の訪問は、イスラエルとヒズボラ間の1年以上に及ぶ敵対行為をほぼ停止させた停戦にもかかわらずイスラエルがレバノンへの攻撃を継続し、同国南部の数地点にイスラエル軍が留まっている中で行われた。

特使は訪問中に公式声明を出していないが、レバノンのジョセフ・アウン大統領とナワフ・サラム首相は土曜日のオルタガス特使との協議は前向きなものだったと述べ、南レバノンの状況と経済改革について議論したと指摘した。

11月27日の停戦の根拠となった国連決議では、レバノン南部にはレバノン軍と国連平和維持軍のみが駐留すべきであるとし、すべての非国家武装集団の武装解除を求めている。

1975年から1990年の内戦後、武器を引き渡すことを拒否した唯一のレバノン武装組織であるイラン支援のヒズボラは、イスラエルとの最近の紛争で大幅に弱体化した。

レバノン当局者は、オルタガス外相は「レバノンの復興にはまず改革の達成と国家権力の拡大が必要だと示唆した」と述べた。


Bangladesh News/Financial Express 20250407
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/us-spl-envoy-discusses-disarming-hezbollah-1743953169/?date=07-04-2025