[The Daily Star]ワシントンはダッカに2つの代表団を派遣する。これは貿易と外交の分野で大きな政策変更を行っているトランプ政権下での初の訪問となる。
南・中央アジア局(SCA)のニコール・チュリック次官補が、4月15日から4日間の訪問で代表団を率いる予定だ。
もう一つの代表団は、東アジア太平洋局のアンドリュー・R・ヘラップ次官補が率いており、4月16日に到着する予定だ。
外交筋によると、ミャンマー駐在の米国臨時代理大使スーザン・スティーブンソン氏がヘラップ氏のバングラデシュ訪問に同行する予定だ。
外務省当局者は、チュリック外相が政府高官らと会談し、バングラデシュの改革と民主化移行について協議する予定だと述べた。
アワミ連盟の崩壊後、バイデン政権はバングラデシュの改革と民主化移行を全面的に支援した。
専門家は、トランプ政権はより取引中心で、人権や民主主義への重点はバイデン政権ほどではないと指摘する。
トランプ大統領はすでに米国へのバングラデシュ製品の輸出に37%の関税を課しており、関税の施行前に政府に3か月の猶予を求めるよう促している。
「彼の政策がどうなるか、そして両国がどのように協力できるかが今回の訪問の主な焦点となるだろう」と外務省当局者はデイリー・スター紙に語った。
ヘラップ氏の訪問中の議論の多くは、ロヒンギャ危機とミャンマーに焦点が当てられる予定だ。
バングラデシュは120万人のロヒンギャ族を保護しているが、そのほとんどは2017年に軍の残虐行為に直面した人々である。
一方、ミャンマーは2021年の軍事クーデター以来内戦が続いており、現在は壊滅的な地震という新たな課題に直面している。
さらに、麻薬や武器の密売、誘拐、人身売買といった深刻な問題があり、大きな安全保障上の問題を引き起こしています。
「協議の中でこれらすべての問題が浮上する可能性がある」と外交筋は付け加えた。
一方、英国のバングラデシュ貿易特使、ドンカスターのロージー・ウィンタートン男爵夫人(DBE)は昨日ダッカに到着した。
バングラデシュ駐在英国高等弁務官事務所の声明によると、ダッカ滞在中、彼女は政府、政党、ビジネスリーダーの主要関係者と会談する予定である。
Bangladesh News/The Daily Star 20250409
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/diplomacy/news/2-us-delegations-arrive-next-week-3866931
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