[The Daily Star]バングラデシュの主要証券取引所は、米国の関税引き上げをめぐる懸念の中、楽観的な投資家らが短期的な利益を確保するため慎重に資金を厳選銘柄に流し込んだため、3日連続の下落の後、昨日はプラスに転じた。
ダッカ証券取引所(DSE)の指標指数であるDSEXは前日比10.21ポイント(0.20%)上昇し、5,196で取引を終えた。
同国主要証券取引所の他の2つの指数はまちまちの結果となった。
シャリア法に準拠したDSES指数は2.58ポイント(0.22%)上昇し、1,169となった。
優良株を追跡するDS30指数は2.89ポイント(0.15%)下落し、1,921で取引を終えた。
チッタゴン証券取引所(CSE)では、同港湾都市証券取引所の総合指数であるCSE全株価指数(CASPI)が、9日間のイード休暇明けの日曜に取引が再開されて以来初めてわずかに下落した。
終値は3.05ポイント(0.02%)下落し、14,530となった。
DSE取引フロアで取引された銘柄のうち、144銘柄は値上がり、193銘柄は値下がり、58銘柄は変わらずだった。
この日の売買高、つまり取引時間中に取引された株式の総額は52億7千万タカで、9.01%の増加となり、投資家の関与が高まっていることを示唆している。
医薬品部門が市場活動を牽引し、売上高チャートで16.28%を占めトップとなった。
サンライフ保険会社は、売上高2億7,800万タカで、総売上高の3.6%を占め、最も取引量の多い株となった。
UCB証券会社は毎日の市場更新で、セメント、燃料・電力、旅行・レジャーがプラスで取引を終えた上位3セクターだったと報告した。
逆に、紙・印刷、投資信託、繊維はマイナスで引けた上位3銘柄となった。
BRAC EPL株式仲介業者による市場最新情報によると、時価総額(現時点での株式総額)が相当な規模である大型株セクターの大半が好調な業績を示した。
燃料・電力セクターは1.87%と最も高い上昇率を記録し、続いてエンジニアリング(1.45%)、食品・関連(1.18%)、非銀行金融機関(NBFI)(0.56%)、通信(0.20%)となった。
一方、銀行セクターは0.15%の小幅な下落となり、医薬品セクターは0.28%の下落となった。
Bangladesh News/The Daily Star 20250410
https://www.thedailystar.net/business/news/dhaka-stocks-snap-losing-streak-3867521
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